お世話になった上司の退職。部署一同で、あるいは個人でお酒を贈るのは定番中の定番です。日本酒好きの上司なら、選び方ひとつで「分かってるな」と思ってもらえます。

先に結論です。

退職祝いの日本酒の正解:5,000円前後の純米大吟醸クラスか、有名銘柄の飲み比べセット。のしは紅白蝶結びで「御礼」。最終出社日に、感謝の言葉とともに。

相場:個人なら3,000円〜5,000円、連名なら5,000円〜10,000円

  • 個人で贈る:3,000円〜5,000円。高すぎると相手に気を使わせます
  • 部署・チームの連名:5,000円〜10,000円。一人あたり500円〜1,000円の集金で立派な品が選べます

定年退職・円満退職・転職など事情はさまざまですが、「御礼」という表書きにすればどの事情でも失礼になりません(「御退職祝」は定年以外では使いにくい場合があります)。

5,000円前後で外さない銘柄

全国的な知名度があり、日本酒好きにも評価される定番を挙げます。

銘柄 特徴 向く上司
獺祭 純米大吟醸45(箱入り) 華やかで現代的。知名度抜群 流行に明るいタイプ
久保田 萬寿 新潟淡麗の最高峰格。落ち着いた品格 晩酌を大切にするタイプ
八海山 純米大吟醸(ギフト箱入り) 食中酒の王道。料理を邪魔しない 食事と一緒に楽しむタイプ
十四代・而今など入手困難系 「自分では買わない」特別感 日本酒マニアの上司
飲み比べセット(300ml×数本) 少量多品種で楽しい 好みが分からない場合

迷ったら飲み比べセットが正解です。好みを外すリスクがなく、「いろいろ試して楽しんでください」というメッセージにもなります。

のし・包装のマナー

  • 水引:紅白の蝶結び(何度あってもよいお祝い)
  • 表書き:「御礼」が万能。「御退職御祝」は定年退職なら◎
  • 名入れ:個人なら自分の名前、連名なら「営業部一同」など

ギフト包装対応の商品を選ぶと手間がありません。さらに特別感を出すなら名入れボトル(名前や退職日を彫刻)も退職祝いの定番です。

渡すタイミングと一言

  • 最終出社日の帰り際、送別会があるならその席が定番です
  • 渡すときの一言はシンプルで構いません:「◯年間お世話になりました。ゆっくり味わってください」
  • メッセージカードや寄せ書きを添えると、品物の価値が倍になります。お酒は飲めばなくなりますが、言葉は残ります

注意点

  • 健康上の理由で退職される場合、お酒は避けてください。 事情が分からない場合は、同僚にそれとなく確認を
  • 上司がお酒を飲まない・やめた場合は、今治タオルギフト高級コーヒーギフトが無難な代替です

※ 20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

退職祝いの品は「これまでの感謝」を形にするものです。銘柄選び以上に、添える言葉と寄せ書きに時間をかけてください。それが一番記憶に残ります。